幻想的な光で空間を彩るステンドグラス。「ガラス工房きたの」では、ステンドグラスを初め、とんぼ玉やガラスフュージングなどガラスのハンドクラフト制作と教室を行っています。ガラスの世界に魅せられ、広めていきたいと活動するガラス工房きたの代表の高橋信行さんにステンドグラスの魅力を伺ってきました。
サラリーマン時代に出会ったステンドグラス
高橋さんがステンドグラスに出会ったのはサラリーマン時代。出張で海外に行くことの多かった高橋さんは、ヨーロッパの街並みの中に美しく映えるステンドグラスの魅力に引き込まれました。街の中にはガラス工房があり、目の前でステンドグラス製作の過程を眺められる店の前で、何時間も見入ってしまったこともあったそうです。
ステンドグラスの魅力を広めていたきたい
「ステンドグラスを自分でも作ってみたい」と思うようになった高橋さんは、教室に通い始めました。「ちょうどいわきに素晴らしいステンドグラスの先生がいて、サラリーマン時代は、月に2回ほど仕事終わりに通いました。定年してからは、毎日先生の横に貼りついて、脇で見ながら自分なりに習得していきました。」と高橋さん。それから、自宅に工房を構え、公民館や市民講座などで講師として教えることも多くなったそうです。
「ステンドグラスの魅力を一人でも多くの人へ広げていきたい。」という高橋さんは、現在、50代~80代の生徒さん100人ほどに教えています。ガラス製作の幅は、ガラスを融かしてアクセサリーなどを作るフュージングやとんぼ玉など、ガラスハンドクラフトの世界がどんどん広がっています。
幸せを呼ぶ!?喜くらげペンダント
くらげをイメージした「喜くらげペンダント」は、バーナーワークで繊細な工程を重ね作られます。透明なガラスの中にゆったりと泳ぐくらげの姿は、見ているだけで心癒されるような作品です。「ネーミングは喜ぶくらげに掛け合わせていて、ペンダントをかけた方の幸せを願いながら一つひとつ作っています」と高橋さん。
一つひとつ丁寧に作られる高橋さんのガラス細工は、日々の暮らしの中に彩りを添えてくれそうです。
店舗情報
会社名 | ガラス工房きたの |
住所 | 福島県いわき市小浜町北ノ作32-10 |
TEL | 0246-56-5574 |
代表者 | 高橋信行 |
販売店
ガラス工房きたの、ほるる売店、他