フラワースタジオ・ミヨコ

「フラワーボトル」をご存知でしょうか。生の花を鮮やかな色と形のままボトルの中で長期保存を可能にしたもので、ボトルの中では花本来の美しさそのままにいつまでも咲き続けます。このフラワーボトルに魅せられ、多くの人に広めたいと活動をしている船生三代子さんにお話しを伺いました。

 

フラワーボトル」の魅力を広めたい

「大切な方からいただいたお花をいつまでもそのまま取っておきたい。」そんなことを感じた経験はありませんか?そんな夢のような想いを叶えてくれるのが、フラワーボトルです。

 

 

船生さんは叔母が華道の先生だったことから、子どもの頃から花に触れ合ってきました。華道やフラワーアレンジメントなどを学び、結婚後は、自然の野花に興味を持ち、山で採った蔓をリースにして、花に親しみ続けてきたそうです。

 

 

お庭に咲く花でも作れるフラワーボトル

 

フラワーボトルの制作は、花の形を崩さないよう瓶に入れ、そこに砂状の乾燥剤を詰め、しばらく置きます。乾燥剤がゆっくりと花の水分を吸い取り、生花の質感そのままに瓶の中でドライフラワーになっていくそうです。それから、乾燥剤をしずかに取り除き、密封。「家庭で出る空き瓶で作れちゃうんですよ。お庭のお花でもできるし、作り方を覚えれば誰でも簡単に作れてしまうのが、また魅力のひとつですね。」 とても繊細で気を使う作業ですが、楽しそうな船生さんの姿が印象的です。 

 

 

花を通してたくさんの人を笑顔に

 

現在、フラワースタジオでの教室の他に、市内各地や県外でもワークショップやイベントを開催している船生さん。子供から大人まで、色々な年代の方が体験を通して楽しんでいる姿を見ることに幸せを感じるのだそう。 「なかなか外に出られないけど、月に一回の教室が楽しみで来るよ、なんて声をかけてくださるのが嬉しいですね。誰かに喜んでもらうこと、そして、地域との密着が私の原点です。大切なお花をプレゼントされたときに、「そうだ!フラワーボトルにして残しておこう」と思い出してもらえるような存在になれたらいいですね。」

 

 

恐竜を入れたダイナソーボトルは男の子でも楽しめるようにと作った新作。ボトルの中には花の既成概念に囚われることのない創造の世界が広がります。大切な方へのプレゼントに、彩り溢れるフラワーボトルを贈ってみてはいかがでしょうか。

 

店舗情報

会社名 フラワースタジオ・ミヨコ
住所 福島県いわき市平字紅葉町41-3
TEL 0246-23-2228
代表者 船生三代子

 

販売店

フラワースタジオ・ミヨコ、ほるる売店、他