いわきユナイト

福島県いわき市の食を中心とした地域商社として商品プロデュースや卸売・小売、商品開発などの事業に取り組む「いわきユナイト」。いわきの食品関係を全国に発信することを目的に、いわきの「モノ創り」を元気にし、ブランド価値を高め、いわきの真の復興を目指しています。

 

いわきの魅力を伝えるための地域商社

 

「いわきユナイト」は、個人コンサルタントとしていわき市と関わるようになったことがきっかけで、定期的にいわきを訪れるようになった東京出身の植松謙さんが2016年8月に設立。「いわきには面白いことや美味しいものがたくさんあるのに、その良さが東京に伝わっていない」と感じ、「いわきの良さを東京、そして全国に伝えていきたい」と思ったのが会社設立のきっかけになったそうです。その具体的な手段がなく動き出せずにいた植松さんでしたが、いわき市で食品関係の流通や小売をし、物流関係の豊富な経験を持つ株式会社T-Advance田子哲也さんと出会います。2人の「いわきにあるたくさんの美味しいものの魅力を伝えたい」という想いが重なり「いわきユナイト」は地域商社として動き出しました。

 

 

地域の営業マンでありプロデューサー

 

「いわきユナイト」では、生産者が丹精込めて作り上げた商品を販売するための出口を確保し、流通の仕組みを整え、消費者に商品を届けます。「商品が売れなかった理由を考えて、売れる商品に変えることがいわきユナイトの大きな役目です。お客様が買いたくなる、食べたくなる商品を生産者さんと一緒に考えていくことを大切にしています。」と田子さん。この商品は、どういう理由で作り、どんな材料を使っているのか。ブランディングをして生産者の想いや産地の想いなども入れることで、味も商品名も変えず、パッケージを少し変えただけで売り上げがグンと伸びた商品もあるのだそう。

 

「今後はいわき市と連携し「フラシティいわき」を広めていきたい」と植松さん。「いわきパパイヤプロジェクト」を立ち上げ、パパイヤの生産を始めました。今後、いわき初のパパイヤの収穫が期待されます。
そして、フラシティいわきをイメージし、商品化されたのが『マンゴーとパパイヤのハワイアンソース』。サラダにはもちろん、魚料理や揚げ物にも使えて、ハワイアン気分を味わいながらさっぱりと食べられます。

 

 

米の消費量アップを狙った商品開発も

 

近年、いわき市だけでなく日本全国で米の消費量が下がっていますが、この消費量を上げるための商品開発したのがいわきのブランド米「Iwaki Laiki(いわきライキ)」を使用した『Iwaki Laiki吟醸甘酒』や『Iwaki Laiki玄米ポンせんべい』です。
甘酒は、粉末タイプなので、インスタントコーヒーを作る感覚で、自分の好みで量や濃さを調整できるというのが特徴。パッケージにもこだわって作られているので、お土産としても最適です。「いわきユナイト」のプロデュース・ブランディング商品をぜひお楽しみください。

 

 

店舗情報

 

会社名 いわきユナイト株式会社
住所 福島県いわき市平字田町120 LATOV6F P3
TEL 0246-38-5255
代表者  田子 哲也

 

販売店

 

いわき市内スーパー各店、ほるる売店、他